数式計算DLL    EquToDbl.dll (32bit版) / EquToDbl64.dll (64bit版) 文字列で書かれた数式を実数に変換するダイナミックリンクライブラリです。 ・動作環境 Windows2000 以降 ・開発言語 Embarcadero C++Builder XE4 ・エクスポート関数 (32bit版,64bit版 共通) double EquToDoubleW(wchar_t* string, double defaultValue); Unicode版 double EquToDoubleA(char* string, double defaultValue); Ansi版 double EquToDouble(char* string, double defaultValue); Ansi版(旧バージョン互換)     string 数式     defaultValue エラーしたとき返す値 ・使い方 (C++/C 動的リンクの場合) typedef double (WINAPI *pEquToDoubleW)(wchar_t* string, double defaultValue); typedef double (WINAPI *pEquToDoubleA)(char* string, double defaultValue); double str2double(TCHAR* s) { double d = 999.9; // 数式変換DLLの存在チェック HINSTANCE e2dDLL = LoadLibrary(_T("EquToDbl.dll")); if(e2dDLL != NULL) { #ifdef UNICODE pEquToDoubleW pE2d = (pEquToDoubleW)GetProcAddress(e2dDLL, "EquToDoubleW"); #else pEquToDoubleA pE2d = (pEquToDoubleA)GetProcAddress(e2dDLL, "EquToDoubleA"); #endif d = (*pE2d)(s, 999.9); FreeLibrary(e2dDLL); } return d; } ・数式で使える定数、演算子  数式で使用できる定数・演算子・関数は以下の通りです. [定数] 数値 数値定数(1, 2.0, 3.0E10 等) pi 円周率(3.1416...) deg pi / 180 e 自然対数の底(2.7182....) g 重力加速度(9.80665) T0 絶対温度(273.15) P0 大気圧(101325) [演算子] - 負の数値 + - * / 四則演算 ^ ベキ乗 ! 階乗 [関数] 《変換関数》 abs(x) 絶対値 |x| 絶対値 《初等関数》 int(x) 整数 (int)x と同じ sqrt(x) 平方根 exp(x) 指数 log(x) 自然対数 log10(x) 常用対数 sin(x) サイン cos(x) コサイン tan(x) タンジェント asin(x) 逆サイン acos(x) 逆コサイン atan(x) 逆タンジェント sinh(x) ハイパボリックサイン cosh(x) ハイパボリックコサイン tanh(x) ハイパボリックタンジェント ・著作権  このプログラムはフリーウェアです。著作権は作者にあります。このプロ グラムは次に述べる使用条件を満たせば無料で使用することができ、転載、 再配布も自由に行なえます。事前にメールで知らせてください。転載、再配 布する場合は、実行ファイル一式とこのドキュメントを一緒に転載、再配布 してください。また、バージョンアップの際には新バージョンの配布と旧バ ージョンの破棄を責任を持って行ってください。書籍の付録フロッピー、 CD-ROM等に収録される際には、必ず作者まで電子メールでお知らせください。 無断で商目的(手数料を含む有料配付・商品のオマケ等)に利用することを 禁止します。 ・使用条件 このプログラムを使用したことによって生じたいかなる損害についても作者 はその保障義務を一切負わないものとすると言う条件に同意していただいた 方だけが、このプログラムを使用することができます。 ・改正履歴 2013/07/13 ver.1.4.0.1   ・メモリアクセスエラーが発生する場合があるのを修正した。 2013/06/01 ver.1.4.0.0   ・コンパイラーを Embarcadero C++Builder XE4 に変更。   ・32bit版と64bit版を同封。   ・エクスポート関数をUnicode版とAnsi版の2種類にした。 2000/12/19 ver.1.33   ・文字列の中に2バイト文字が含まれるとき直ちにエラーの値を返すようにした。 2000/05/28 ver.1.32   ・"1e2-3" などの "e" が付いた実数値の直後に加減(+-)演算子があるとき    間違った答えを返していたのを修正。 2000/04/02 ver.1.31   ・VCL(Visual Compornent Library)が必要な条件で作成していたのを    VCL を使わないように変更した。 1999/11/20 ver.1.30   ・指数演算式が連続していると無限ループになってしまう点を修正。    (例えば 2^3/3^2 など)   ・コンパイラーをBorland C++ Builder 4.0に変更。 1998/04/14 ver.1.20   ・乗除の後のカッコ内に引き算があるとき間違った答えを出していた点を    修正。(例えば 1/(2.2-1.2)など) 1998/04/14 ver.1.10   ・コンパイラーをBorland C++ Builder 3.0に変更。 1998/03/18 ver.1.02   ・定数(pi等)を含んだ式で乗除の演算子があるとき間違った答えを出して    いた点を修正。 1997/12/28 ver.1.01   ・関数や括弧の前の-(マイナス)符号を無視していた点を修正。 1997/12/24 ver.1.00   ・初版                   やす兵衛(Nifty-Serve ID JBD01726)                    E-mail: yasu.tohbe@nifty.ne.jp